契約形態について
タイにおける賃貸契約形態のご案内:個人契約と法人契約の違い
タイでの物件契約には、大きく分けて**「個人契約」と「法人契約」**の2種類がございます。それぞれの特徴や注意点、税務上の取り扱いについて解説いたします。
個人契約
個人契約の特徴と注意点
個人契約はタイで最も一般的な形態であり、ほぼ全ての物件で契約が可能です。
家賃補助の取り扱い
会社から補助が出る場合、会社が直接オーナーへ支払うケースと、給与と共に本人へ支給され本人が支払うケースがございます。いずれの場合も、税務上は「個人の所得」として算入される企業様もございますので、事前に自社の規定をご確認ください。VAT(税金)について
オーナーが法人の場合は法律上VATが発生いたします。ただし、個人契約ではオーナーが個人名義で契約書を作成し、税務処理を簡略化するケースが多々あります。サービスアパート(SA)の場合
SAは税務処理を厳格に行っているため、個人契約でもVATが発生いたします。多くの物件では賃料に含まれていますが、稀に「別途加算」となる物件もございます。
法人契約
法人契約の特徴と注意点
法人契約は会社名義での契約となり、法的な透明性は高まりますが、選択できる物件に制約が生じます。
税務処理の発生
通常、賃料にVAT 7%が加算されます。また、会社側で源泉徴収(Withholding Tax)の手続きを行い、オーナーへ支払証明書を発行する必要があります。オーナーによる制限
個人オーナー(主にコンドミニアム)は、複雑な税務処理や所得の露呈による税負担の増加を嫌い、法人契約を断る傾向が非常に強いです。そのため、法人契約が可能な物件は、管理会社が運営する「アパートメント」や「サービスアパート」が中心となります。領収書とデポジット
原則として、個人契約でデポジットの領収書を「会社名義」で発行することはできません。8割以上の物件において、領収書の名義は契約者名義と一致いたします。
まとめ
物件の選択肢を広げたい場合:個人契約をお勧めいたします。
会社の経費として透明性を重視する場合:法人契約が適していますが、物件が限定される点にご留意ください。
ご不明な点や、具体的な物件での契約可否については、お気軽に弊社スタッフまでお問い合わせください。










