ブッキングフィー(予約金)
タイの賃貸契約における「ブッキング・フィー(予約金)」のご案内
◆ブッキングフィー(予約金)
タイの不動産取引では、口頭での合意だけでは物件の確保は成立いたしません。お気に入りのお部屋を確実に押さえるために必要となる「ブッキング・フィー(予約金)」の仕組みと注意点について解説いたします。
1. ブッキング・フィーの役割
タイでは、予約金を支払うことで初めて「正式な予約」が成立し、お部屋が確保されます。 オーナー側にとって、予約金を受け取っていない状態では、他の希望者に物件を貸し出す権利が保持されたままとなります。そのため、予約金の支払いは**「オーナーによる他者への貸し出しを抑制する」**ための極めて重要な手続きです。
2. 金額の目安と取り扱い
相場:一般的には20,000バーツ程度ですが、物件や状況により「家賃の1か月分」を求められるケースもございます。
性質:この費用は別途発生する手数料ではなく、後に支払うデポジット(保証金)の一部として充当されます。
3. 注意すべきリスク:原則「返金不可」
最も留意すべき点は、一度支払った予約金は、いかなる理由があっても返金されないという点です。
キャンセル時の没収:予約金の支払い後に「やはり別の物件にしたい」とキャンセルを申し出た場合、予約金は全額没収となります。
慎重かつ迅速な判断:慎重になりすぎると他の方に先を越されてしまい、早まりすぎると無駄な出費に繋がるリスクがございます。
4. 確実に物件を確保するためのアドバイス
タイの市場では、日本の常識とは異なるスピード感で物件が埋まってしまうことが多々ございます。
即断即決の準備:本当に気に入った物件があった場合に備え、見学時に即座に予約金を支払える体制(現金の用意等)を整えておくことをお勧めいたします。
オーナー側の動向:稀に、予約金を支払う直前のタイミングで他の入居希望者に決まってしまうケースもございます。常に「早い者勝ち」の市場であることを念頭に置く必要がございます。
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